もっとも印象深かった新米看護師さん

もっとも印象深かった新米看護師さん

私が今までの人生の中で一番印象に残った看護師さんというと、出産のために産婦人科に入院した時にお世話になった方々です。

 

私は出産予定日の二ヶ月ほど前から事情があり入院していたのですが、その二ヶ月の間お世話になった看護師さんはあれから数十年経った今でもとてもよく覚えています。

 

入院中は初めての出産ということもありとても不安だった私ですが、その医院には当時の私と歳の近かった若い看護師さんがたくさんいて、たった一人での入院生活もその看護師さんたちのおかげでずいぶんと気がラクになったものです。もちろん入院中は一人とはいえ、面会時間には家族や親戚、友人などがしょっちゅうお見舞いへと来てくれたのですが、それでも面会時間が終わってしまうととくに何もすることがなく、出産の不安等で落ち込み気味だった私は、看護師さんが部屋へ回診へと来てくれた時に短い時間ですが話をすることでずいぶんと気分転換になりました。

 

そんなお世話になった看護師さんの中でもとくに覚えているのが、当時まだ新米看護師さんだったある方です。その病院での勤務が初めてだということで、その病院での入院生活が初めてだった私と何となく通じるものがあり、出産に関しての悩みや愚痴などをよく聞いてもらったものです。そのたびに私のことを元気付けてくれ、無事出産を終えた時に真っ先に部屋まで駆けつけてくれたのもその新米看護師さんでした。

 

笑顔でおめでとうと言ってくれたあの時の事は今でもはっきりと覚えており、これからも忘れることはないだろうなと思います。